パーソナルトレーニング

パーソナルトレーニングとは?メリット・デメリット、個人と大手ジムの比較も解説!

昨今人気が高まっている「パーソナルトレーニング」。レッスンを受けてみたいという方に、パーソナルトレーニングとは何か、メリット・デメリット、個人ジムと大手ジムどちらがおすすめなのかを解説していきます。

パーソナルトレーニングとは?

パーソナルトレーニングとは、個人1人に対し、トレーナー1人がマンツーマンでトレーニングやエクササイズ、食事などをトータル的に指導してくれるサービスのことです。かつては、アスリートをサポートするためにパーソナルトレーニングが行われていましたが、現在では、一般の方にも普及し、浸透しています。
パーソナルトレーニングを受ける目的には、ボディメイクやダイエット、健康管理、リハビリテーション、パフォーマンスアップなどがあります。運動知識や技術を持ったトレーナーが指導してくれるため、一般のフィットネスジムよりも短期間で効果が実感できるのが特徴です。

パーソナルトレーニングのメリット・デメリット

パーソナルトレーニングを行うメリット・デメリットを解説していきます。

メリット1:自分に合ったトレーニングメニューをセットしてもらえる

パーソナルトレーニングでは、マンツーマンでトレーニングを教えてもらえることから、その人の目的に合ったトレーニングメニューをトレーナーにセットしてもらえるのが最大のメリットです。
また、トレーニングの管理もしてもらえるので、トレーニングの内容、負荷、量なども、パーソナルトレーニングを受ける人に合うように調整してもらえます。

メリット2:トレーニングのフォームをチェックしてもらえる

トレーニングは、正しいフォームで行うことが大切です。正しいフォームでトレーニングしないと、効果が低くなってしまったり、怪我をする恐れもあります。
パーソナルトレーニングでは、フォームのチェックをしてもらえるうえ、正しいフォームを身につけられるのがメリットです。トレーニング初心者や経験が浅い人こそ、パーソナルトレーニングがうってつけといえます。
また、正しいフォームが身につけば、自宅でセルフトレーニングを行うこともできます。

メリット3:モチベーションアップ

トレーニングによって体を鍛えますから、当然きついと感じたり、くじけそうになることがあります。しかし、そんな時に励ましてくれたり、継続できるようにモチベーションを高めてくれるのも、パーソナルトレーニングならではのメリットでしょう。

メリット4:栄養面・生活面のアドバイスも受けられる

トレーニングメニュー以外にも、栄養面や生活面でのアドバイスをしてもらえるのもうれしい点です。
栄養バランスのチェックや、タンパク質を効率よく摂るための食事管理のアドバイスや、睡眠改善など生活習慣のアドバイスもしてもらえます。

メリット5:マシン・トレーナーを独り占めできる

一般のスポーツジムでは、マシンを使いたいと思っても、誰かが使用中であれば使うことができません。しかし、パーソナルトレーニングでは、時間を気にせずマシンを独占できるのもメリットです。また、トレーナーも専属なので、わからないことや不安なことなどもすぐに聞け、対応してもらえます。

デメリット1:一般的なジムと比べると料金が高い

パーソナルトレーニングの料金は、一般的なフィットネスジムに比べると高いのが相場であり、それをデメリットととらえる人もいるかもしれません。
一般的なフィットネスジムは、1ヶ月通い放題で1万円台のところが多いですが、パーソナルトレーニングでは、2〜3ヶ月の集中プランで30万円以上のところも少なくありません。
金額だけを見ると「高い」と感じるかもしれませんが、プロのトレーナーから指導してもらえたり、トレーニングの知識を得られるうえ、短期間で結果が出るのであれば、納得する金額といえるのではないでしょうか。

デメリット2:パーソナルトレーナーとの相性


パーソナルトレーニングでは、トレーナーと1対1で指導してもらえるのが魅力です。ただし、相性次第でトレーニング効果が大きく変わります。トレーナーとの相性が良くなければ、トレーニングをすること自体が重荷になり、長く続かなかったり、効果に満足できなかったりする可能性もあるでしょう。また、トレーナーにトレーニングに関する疑問や不安を気軽に相談できないなど、不満をかかえたままトレーニングを続ける方もいるようです。
しかし、体に関することはもちろん、人とのコミュニケーションにおいてもプロフェッショナルである優秀なトレーナーは、利用者との関係性がうまくいかなくなる前に、適切な対応をしてくれます。利用者にふさわしいコミュニケーションの方法を見出し、相手に合わせた指導法でトレーニングを行ってくれるでしょう。
また、トレーナーとの関係性に不安を感じたら、まずはパーソナルジムに相談してみてください。誰も傷つかない、スムーズな対応をしてくれます。

デメリット3:1回のレッスン時間が短い

パーソナルトレーニングでは、1回のレッスン時間が決まっており、60分程度が一般的です。実際にトレーニングを行う時間はそれよりも若干短くなるため、物足りなく感じる人もいるかもしれません。
しかしパーソナルトレーニングでは、レッスンを受ける人用にカスタマイズされたトレーニング内容で最大限の効果が出るように考えられているため、トレーニング時間の長さをあまり気にする必要はありません。もう少し運動したいのであれば、その旨をトレーナーに伝え、家でできるトレーニング法や有酸素運動などを相談してみましょう。

デメリット4:通える回数・期間が決まっている

ほとんどのパーソナルトレーニングでは、通える回数や期間が決まっています。週に2〜3回、期間は2〜3ヶ月というケースが多いようです。もっとトレーニングしたいという人には、若干少ないと感じるかもしれません。
また、多くの場合予約を取らなければならないため、人気のトレーナーであれば予約が取りづらかったり、予定が合わないこともあるでしょう。
しかし、トレーニングは「数をこなせばいい」というものではありません。パーソナルトレーニングでは、トレーナーが利用者にふさわしい、効果が最大限に発揮されるメニューをオリジナルで考案してくれます。理想の体に近づくには、それに従うのがいちばんの近道となるはずです。

デメリット5:リバウンドの可能性も…

前述したとおり、パーソナルトレーニングは2〜3ヶ月コースが一般的です。この短期間に集中してトレーニングを行うので、パーソナルトレーニングに通わなくなったり、自分でトレーニングを継続しなければ、リバウンドしてしまう可能性があります。
そうならないためにも、パーソナルトレーニングの継続がおすすめです。コースを卒業後した後も、ぜひトレーニングを続けましょう。
健康的な体や理想のボディを維持するためには、トレーニングが欠かせません。また、トレーナーから指導してもらった食事管理、生活面のアドバイスを継続することが大切です。

個人ジムと大手ジムどっちがおすすめ?

個人ジムと大手ジムのどちらがいいのか、それぞれの良さを比較してみましょう。

個人ジムの良さ1:トレーナーの入れ替わりがほとんどない

個人ジムに在籍しているトレーナーは、1〜3名が一般的。そのため、トレーナーの入れ替わりはほとんどありません。トレーナーが固定されていると、トレーニング状況や進捗などの把握、トレーナー間での情報の共有が容易なので、トレーニング効果が上がります。

個人ジムの良さ2:利用者に合ったオーダーメイドのトレーニング

大手ジムでは、トレーニング内容がマニュアル化されていることがあるようですが、個人ジムでは、利用者に特化したオーダーメイドのトレーニングメニューを作成してもらえるのがメリットです。また、大手ジムとは違ったオリジナルのメニューやサービスも多くあります。

個人ジムの良さ3:他の人と会うことが少ない

個人ジムでは、ほかの利用者と会うことが少ないでしょう。よって、人の目を気にすることなくトレーニングに集中できます。

大手ジムの良さ1:提供されるサービスの品質が安定している

大手ジムは膨大なデータに基づいたノウハウがあり、サービスが均一化されているのが良い点でしょう。そのため、品質が安定しています。個人個人によってサービスに差がなく、利用者数も多いので、サイトや口コミで事前情報を得やすいのもメリットといえます。

大手ジムの良さ2:店舗数が多いから通いやすい

大手ジムは店舗数が多く、駅前などの好立地にあることが一般的です。そのため、通いやすく、続けやすいという良さがあります。

大手ジムの良さ3:トレーナーが選べる・変えられる

大手ジムには、多くのトレーナーが在籍しています。よって、トレーナーを選ぶことができたり、相性が良くないと思ったら変更してもらえるのも大手ジムのメリットと言えるかもしれません。

メリット・デメリットを知って判断しよう!

パーソナルトレーニングのメリット・デメリットを事前に知っておけば、後悔することやリスクを減らせます。この記事の情報を、パーソナルトレーニングを受けるかどうかの判断材料にしてみてはいかがでしょうか。

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